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星野道夫の宇宙 [Books]

せっかく、雨を撮影しようと燃えていた日曜日なのに・・・。

ボクが外に出れば降り止み、中に入れば知らない内に降っている。

こんな時に、『晴れ男』の本領発揮しなくても良さそうなものなのに。

ってことで、行くはずだった〝雨中〟から〝宇宙〟へと逃避。

 

3年前かな?

友人からこの本を貰った。

そして、写真という概念がボクにとって変わった。

星野道夫の宇宙.jpg

星野道夫、彼の書く詩は繊細であり、大胆である。

心にストレートに入ってきた。

この時から、写真に〝想い〟を添えるようになった。

 

『いつか友人が、

この土地の暮らしについてこんなふうに言っていた。

〝寒さが人の気持ちを暖かくさせる。

遠く離れていることが、人と人の心を近づけるんだ〟と。』

 

『大切なことは、出発することだった。』

 

『「いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。

たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。

もし愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちはどんなふうに伝えるかって?」

「写真を撮るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いて見せるか、いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」

「その人はこう言ったんだ。自分が変わってゆくことだって・・・・・・

その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって」

人の一生の中で、それぞれの時代に、自然はさまざまなメッセージを送っている。

この世へやって来たばかりの子どもへも、去ってゆこうとする老人にも、同じ自然がそれぞれの物語をかたりかけてくる。』

 

 

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星野道夫の宇宙

著:星野道夫

発行:朝日新聞社事業部本部

定価:¥ ?-


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コメント 5

studio1999

テレビででも言葉にならない景色に出くわすことがあります。
自分自身がその場にいたら、何時間でも浸っていれるような気がします。
特に私の場合は「澄んだ水」を見ると立ち止まってしまいます。
きっと自然が持つ何かパワーみたいなものをカラダ全体で感じようとしているのだと
思います。まさにBruce Lee曰く「Don’t think! Feel...!」 ですね。


by studio1999 (2008-06-30 17:51) 

こうちゃん

雨はまた、必ず、降ります。^^
by こうちゃん (2008-06-30 18:20) 

asayan

☆studio1999さん
そうですよね、どんなシーンでも心に響くときってありますよね。
studio1999さんは、澄んだ水ですか。
ボクはやはり夕日ですかね?
何故かあれにはひきつけられます。

☆こうちゃんさん
降りますよね!
その時は楽しみにしています。

☆ysphotoさん
niceを有難うございます。
by asayan (2008-06-30 23:50) 

sanjinsai

同じ夕日でも見る人によって感じ方が変わりますね。それを表現するのってとっても難しいですね。言葉や文章が一番難しそうに感じます。


by sanjinsai (2008-07-02 14:34) 

asayan

☆sanjinsaiさん
ほんと、そうですよね。
誰と見るか?どんなシチュエーションか?でずいぶん変わるでしょうね。

by asayan (2008-07-02 23:25) 

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