2011.03.20 e*meters第1回奈良オフ会 被災地へのメッセージ [bicycle]
集まるからこそできる事がある。
3.11・・・忘れられない未曾有の大地震。
3月20・21日の奈良オフ会。
「中止」するのか?
「延期」とするのか?
「決行」するのか?
13日に運営委員で緊急会議を開いた。
二転三転する中、我々の出した答えは『決行』だった。
世間の自粛ムードを打ち破ろう。
集まるからこそアイディアを出し合い、何をする事が出来るのかを考え、実行してみよう。
被災地の方々、知人が被災地にいらっしゃる方々。
約10名が欠席となった。
しかし、そういう方々から「決行」が決まった後に
「元気に走ってください。そして、その元気に姿を動画で見せてください。私達も元気になれます」
という類のメールをたくさん戴いた。
また、東京からも参加してくださった方もいた。
「家にいても気が沈む。1時間でも2時間でもみんなと一緒に走りたい」
と言ってくれた。
「決行」して良かった。
「東北、関東のみなさん、頑張ってください!」
その想いを持ってボク等は集まった。
そして、みんなで話し合った結果はとても素晴らしいものだった。
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「奈良オフ会」の20日懇親会において、私たちは〝どのような支援をするのがよいか?何が大切か?〟を参加者全員で話し合いました。
【支援のありかた】
1)義捐金のかたちで気持ちを届ける。
2)走行1km=5円で換算し、これを義捐金とする。
3)時間の経過とともに忘れ(例えばマスコミのように)てしまうのではなく、いつまでも関心を寄せ続ける。
上記の3点をしていくこととなりました。
【説明】
1)みなさんから寄せられた金額は、¥38,421-でした。これを「奈良オフ会2011.3.20-21」として、日本赤十字社へ送金させて頂きます。
支援します!という姿勢を表明するかたちですよね。幹事が感謝を述べるのもなんですが、共有できたこと幸いです。
2)e*metersの積算される『走行距離×5円』を個々で貯めて、義捐金とする事となりました。自転車人らしい支援の仕方ではないでしょうか。
3)
①〝場〟を作り、被災関係者が落ち着いたら、いつでもどこかに参加できるような自転車オフイベントなどを発信していくよう心がける。
②節電。関西からの送電は、変電能力の都合で100万kwの限界がある。しかし、節電によって火力発電のオイルの消費が抑制されれば、その分を関東に回すことが出来る。間接的だけれど、それも大切なこと、など。
③自転車に乗ること。車をなるべく使わないことなど。個々が暮らし方を見つめ直し、エネルギー(原発の課題含む)や地球環境について考え、実践していくこと。
④復興を願うこと、思いを寄せ続けること。誰かが、誰かを思って願うことは大きな力になります。
◆また、今回オフ会を開催するにあたり、震災の影響で参加できない方々から
「是非、元気な姿を見せてください。一緒に走った気持ちになって頑張ります!」というメールを戴きました。我々、運営委員が元気をいただきました。感謝します。
そして、一緒に考えてくださった仲間のみなさん、本当に有難うございました。
気持ちだけが先走る事無く、長い目で見つめながら、確実な支援を考えていきましょう!
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ボク達は、マスコミのように一定期間が過ぎたら忘れるような事はしたくない。
ずっと見守っていきたい。
そして、できることを続けていきたい。
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